20180926:ハゼローラー
ども
- 2018.09.26 Wednesday
- はぜ
- 23:17
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- by たいっつあん
ども
ども
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仕掛けの話。
すごいですね人気。
おっちゃんもびっくりです。
でも塙式と、遊動仕掛け。
どっち使えばよいか?
これでもわからんと思います、
つーか、
わからんとかいう問題ではなく、どっちが使いやすいか?
だと思います。
答えは、使いたいほう使ってくださいというのが本音です。
でも
その実際になぜそういう相違点が生まれるのかは、
もっと各論に入らないとわからんと思います。
http://tnagasak.jugem.jp/?eid=16
↑前回このように書いています→※塙式は、天秤式なので、アタリを感じやすい、つまり、アタリ感度が強いのです。たとえてみれば、テコの原理です。
この原理を解説するにも、理系不得意のかたにはたぶん伝わらないわけで(・へ・?
そこで力の伝達方向を矢印で表現してみたのです(・へ・
緑の矢印は、上向きは釣り竿、下向きは錘による力の方向です。
つまり、仕掛けを水に入れた状態での通常の糸の張り具合になるわけです。
では、ハゼが餌を咥えてアタリが出るとどうなるのか?
赤い矢印が増えていますよね?
これはハゼがアタったときの、緑の矢印に対してかかる力の方向すべてを現しています。
つまり、ハゼが餌を咥えて走ると、竿先の方向へ向かう力は、ハゼの咥えた力(左側の矢印)と、錘が糸を張っていた力(錘側にむかっていた緑の矢印が赤に変換)の2つの加重がかかるわけです。
つまり、
アタリが”見えやすい”というのは、
ハゼのアタリに錘の重さが加増されるために起きる現象というわけです。
ただし。。。
これ、錘がある程度大きくなれば、アタリも確かに大きくなりますが。。。
これにも限度はあるわけで。
この仕掛けでの限界は、5号くらいまでの錘と見ておけば良いでしょう。
なぜか?
ハゼが引っ張ることができる錘の重さなのです。
引っ張ることができない錘では、
錘の自重に今度は、アタリが吸収されてしまいますんよ(・へ・
けれど、深い場所では、錘を重くする必要性もありますよね。
その場合には、いわゆる、片天秤、金属製の天秤を使用すると良いのです。
錘加重の伝達の倍増は期待できないのですが、金属は伝達率が高いため、アタリも竿先まで伝わりやすくなります。そして天秤は食い込みをよくする作用もあります(いずれこれも解説しようかな(・へ・?。
いやー台風はめったくたに東北を荒らしておりますな。
釣りにはもちろん行けませぬ。。。
釣り人殺すにゃ刃物はいらぬ、時化と大雨、台風で。
昔の人は良いこといいますなぁ。。。
お題に入ります。。。
冒頭の画像の仕掛け。
今流行の遊動仕掛けです。
つっても。
関東でのお話。
またそんなこといってますが、
ハゼの流行はお江戸でまわりますから。
さて遊動の利点。
もうこれは定番的なとこです。
アタリが”でやすい”
見やすいんじゃなく、”でやすい”なのです。
※塙式は、天秤式なので、アタリを感じやすい、つまり、アタリ感度が強いのです。
たとえてみれば、テコの原理です。
http://tnagasak.jugem.jp/?eid=15
↑塙式の仕掛けはこちらみてね。
遊動の場合、アタリがなぜでやすいのか?
ラインを張らずにゆるめておけば、ハゼが餌を抵抗なく持っていくからです。
中通し錘の上部には、10センチくらい上にストッパーを入れていて、完全な遊動にはなっておりません。
なぜかというと、それだけの長ささえ遊動になってくれれば、ハゼも食い込んでくれます。
それ以上の長さを遊動にするとトラブルも多発します。
さて、ぼくは現在これをメインで使ってはいません。
なぜかというと、縦の誘いが必要な釣り場が多いからです。
構造上、縦に小突く誘いにはやや不自由さがあります。
塙式はもともと、縦に小突く釣りを考えた仕掛けですしね、
必然的に塙式がメインになります。
ではいつこれを使うの?
主に浅場で横に誘う釣り場で使用します。
またちょい投げでも僕は遊動式が多いんです。
なぜかというと、河川内の流れのある釣り場では、
横に錘が転がってくれ、それが誘いになります。
そして、この遊動式でつかう釣竿。
小鮒竿です。今はKT関東小粋冴265を使用。(ちょいなげは別ですよ)
やわらかめでも、8:2調子の竿。
ハゼが違和感なく餌を持っていきやすい竿を使用すると良いのです。
そういう面でも、ちょっと竿を選ぶ仕掛けかもしれません。。。
ハゼ釣りの仕掛けって、市販品が使われていることが多いので、実際にどういう仕組みなのかはわからない人は多いですやん。
ほんとは自分で作ってみると、仕掛けって仕組みを理解しやすいのねん。
冒頭の画像は、おいらの現在の完全定番仕掛け。
基本は塙式と呼ばれる仕掛けです。
上の画像が塙式を再現したもの・・・
これだけですよ。これで1日1000匹もハゼを釣る人が江戸川にいるのです。
最初の画像と比較して欲しいのは、ハリスと錘と道糸のバランスですね。
装飾は別に関係ないんです(単にハリス止めつけるためのバランスパーツだったりします)。
餌をつけると、ぎりぎり餌が底に這う形になります。
そうすることで、微妙な食いアタリを取りやすくしているわけです。
実は、ブルブルときたアタリは、すでに餌を吐き出す動作になるため、かかりにくいアタリ。
その前のアタリをとるためにはこのような微妙なバランスが良いわけでして。。。
通常の活性だと、
上の左側の針の位置だと、アタリが出にくくなり、右側は、はっきりします。
ただし、活性が低いと、右側では食わなくなる可能性もあります。
そこは釣りながら微妙に、ハリスを調整して、アタリの出るハリス長を探していくのですよ。。。
針の位置ではこれだけの差ですが、アタリを多く出していくセッティングとは、非常にデリケートなわけです。。
さて、これにラインを張って、のべ竿を使っておいらの場合、ハゼを狙うのですが、
なぜのべ竿を使うのか?
これについてはまたの機会に_(_^_)_