20160520...本流テンカラと渓流テンカラ
前週と引き続き、十和田周辺です。
朝は大本流を今季初で狙います。
サイズはたいしたことないですが、本流ヤマメ独特の体高。。。
まだ水温が低い。立ちこんでると凍えそうなくらいで。。。
気温もあがり渓流域へ移動
といっても、支流なんだけどね。
まあ順調に数が出る状況。途中で撮影もやめて、集中します。
というのも、新しい毛鉤のパターンの詰めが目的です。
口元にご注目。
雉毛花笠には変わりないのですが、胴は、今までのものとは違います。
フライライトを使ってた部分を、自家採取したぜんまい綿毛に変えたものです。
フライライトなどの同色に近いものは、不思議と反応は良くないんです。
かなり苦労してました。ある程度色は絞れたのですが、それでも、時期限定のカラーでした。
今年やっている、ニンフパターンの導入で、ハーズイアープラスのゴールドにアタリが集中しました。
それをビーズヘッドファジーニンフにも使用して結果は出てきたので、
花笠や逆さにも使ってみたのですが、いまいち良くないのです。
おそらく、沈んでる棚の違いなのでは?と推察。
魚に見える色は、棚で変わるはずです。
なぜかというと、光を胴がどのように吸収したり反射したりするかなわけですから、
上から沈んでいく、通常の花笠と、下の棚を最初から流す花笠ファジーニンフとは、見え方は違うはず。
そこで、前週の釣りで、帰りに採取したぜんまい綿毛を試験的に巻き、もちこんだのです。
大当たりです。
なるほど、昔の人はきちんと釣れることをわかっていたわけです。
ぜんまい取りは、職漁師の仕事としてもあったはず。
その仕事の中で着眼されたのだろう。
昔に学ぶとはよくいったものです。。。
- 2016.05.28 Saturday
- 地域の魅力
- 22:58
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