20180830:通っていた米代川の今を見て。。。
ども
疲れた顔してばばんばーん
おさーん47です
さて
最近
毎月5日ほど
出張する業務についたおさーん
結構楽しくやっている
普段は外へ出ない仕事
そんなだから
外の空気を吸いながら仕事ができる
なんと人間らしいことかなあ
と思っている
その業務では
月に一度
秋田から津軽へ回っていく一泊の旅がある
それも
昔通った
米代流域沿いなのだ
おさーんの過去
それは
夏は鮎鮎ジギング鮎鮎トキオリシーバス
みたいな生活
どちらにしろ
メインは鮎釣り
青森市内から2時間もかからずいける
大鮎ポイント
それが米代川
青森市から2時間もかからずいける
シーバスポイント
それが米代川
もう通いまくったのね
みっちり20年ほど
八戸来た当初も1年は行ってたので
かれこれ
10年は米代へは来ていなかった
まだ引継ぎ中なので
同行している形
けど
一緒に行ってくださる先輩は
おさーんの釣りのことは知っているので
川を見ながらいろいろ話が盛り上がる
その巡回先の真裏がなんと
扇田堰堤。。。
以前は鮎止めの堰堤だった
扇田堰堤
故細山氏がのべ竿でサクラマスをあげた映像が
今でも脳裏に焼きついている
扇田堰堤
しかし
すでに堰堤は改修され
上流へも鮎は遡上し
鹿角インターあたりは
遡上が良好な年には
大鮎場となり
関東からもたくさんの釣り人がやってくる地となった
しかし
今年は
その最盛期なのに
人を見なかった。。。
平日でも
人が多い釣り場なのに
まあ
今年は天然遡上の状態が悪かったのだから
しょうがないのだろうけど
それにしても
河川の改修が進み
かつての米代の荒々しさはなくなっていた
ここ数年
洪水も多発し
河川も荒れたからというのもあるが
ここまでやっていんだろうかという工事も
こうなると
河川の自浄能力は極端に落ちてしまうので
いずれどこにでもある河川と同じように
河口部は砂で埋まりやすくなっていくのだろうと思う
おそらく
ここ数年でシーバス始めた人間なんかは
かつての環境なんか
当然知らないし
20年以上のベテランも
逆にパターンを作っていくことで
釣ってしまうから
そういった微妙な変化に気づいちゃいないだろう
おさーんが唯一
シーバスで萌えってきたのは
米代のトップシーバス
それも
鮎釣り場といってもいい
中流部での釣り
鮎の遡上期にあわせた
サミー115での釣りだった
これにはどっぷりはまり
シーズン中いけるだけ行った
まだ六ヶ所で仕事していたころだった
目の前水面が炸裂して
サミーをひったくるシーバス
出るサイズがすべて70アップ
最大は軽く80を越えていた
出るサイズが普通にでかいから
サイズも計測なんかしない
だからサイズの記録なんか一切ないし
毎年この時期をよめばいけるなって思いもあったのだろう
けど
その年を境になぜかシーバスへは足が向かなくなった
仕事が変わったからだった
それ以降
米代のシーバスはやっていない
単純明快な釣りで楽しい思い出しかない
そして
川の状態も
でかい自然河川のままだった
鮎もたくさんいすぎて
大きくなれないくらい
ところが
鮎では継続して通っていたが
橋ができ
工事が増えていくに従い
だんだん鮎も釣れなくなったように感じた
ある日
久々に鷹巣へ行くと
かつての名場所は
玉砂利だらけの
石のないポイントだらけになっていた。。。
(・へ・;
こりゃもう来ないなここ。。。
愕然とした
下手に石を入れたら
それを境に
埋まってしまったようだった。。。
かつては
一番元気な管区だったのに
その後
藤琴管区、早口管区に通ったが
八戸来て一年目のとき
早口管区で釣りをして以降
十和田を越えて通うことは辞めた。。。
それから10年
一度だめになった環境は戻るわけはない
実際
解禁前の扇田の橋の上からは
鮎の光る魚影が見えなかった。。。
これでも関東から来る人には
名川に映るのだろうなああと
かつて
古川トンボが関東から流れて住み着いたころの流れとは
明らかに変わり果ててしまっただろう流れをみて
がっかりとしてしまった。。。
それでも
各メディアには
米代の鮎やシーバスの記事が踊っている
文章の上では
かつての米代と代わりの無い様子が
描かれてはいるようだけど
今後
この川は
かつてのような
すばらしい川に戻ってくれないかなと
ちょっとした希望でも持ちたいと思ってしまう
それだけおさーんにとって
すばらしい川の記憶しか残っていないというお話
- 2018.08.30 Thursday
- コラム
- 21:29
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- by たいっつあん